リレーメッセージ:自分はプロダクト 平松庚三様(再掲)

自分はプロダクトであると認識していますか?

ボクは昨年末の取締役任期切れをもってライブドアの社長職を退任しました。
いろいろな人たちから「大変でしたね?」と言われますが、ボクにとっては、「素晴らしい仲間とエキサイティングな仕事に巡り合った貴重なアサイメント」が正直な実感です。 頼もしい社員に支えながら楽しんで仕事をしました。 60才にして一番成長した2年間でした。

今回退職させてもらった理由は;
1、 コーポレートガバナンスとコンプライアンスの意識も高まり、ライブドア事件後の混乱した社内を落ち着かせることができたこと。
2、 単月黒字を達成し、通年の黒字化に見通しがついたこと。
3、 ボクの出身母体である弥生株式会社を始め、主たる子会社の売却先が決まり彼らの将来にメドがついたこと。
が外部発表用の公式理由ですが、「4、これで念願の自分のゴールに向かって進むことができる」がホンネです。(笑)

ソ ニーを辞めてAmexの副社長を務めたあと、ボクはIDG, AOL, Intuitと外資系の雇われ社長をしてきましたが、いつか起業して、楽天、 GMOインターネット, サイバーエージェントなどを追いかけたいとひそかに狙っていました。 この目的を実現するため、2005年に団塊富裕層をSNS を中心としたネット上で集める小僧com株式会社を設立しました。 社名の小僧は高齢化が進む瀬戸内海の小島に伝わる「30,40はヨチヨチ歩き、 50,60はハナタレ小僧」の言い伝えから頂きました。 小僧はKOZO、庚三にも繋がりますし。

自分が団塊世代の一期生であるボクは、 長い間「老後」という言葉に強い違和感をもっていました。 定年後の人生は「老後」ではなく、「後半戦である」がボクの持論です。 野球だって、サッカーだって後半戦の方が断然エキサイティングで面白い。 だったら人生の後半戦も勝利に向けてゲームプランを設定し、戦略を練り、楽しく、賢く、豊かで、健康 に、そして社会の役に立てるような生き方をしたいと思い、このコンセプトに賛同してもらえる同士を集め、ビジネスモデルにしようと考えていました。 ライ ブドア事件があって図らずも小僧comに時間を割くことはかなわず2年間回り道をしましたがが、まさにボクが起業家としてスタートするのはこれからです。  まだ小僧ですし。(笑)

今までのボクの生業は雇われの再生屋でしたが、ずっと本物の社長になりたいと思い、そのための戦略を頭の中で描 いてきました。 自分のゴールを実現するために戦略的にソニーを辞めましたし転職も繰り返しました。 ゴール、つまり夢ですが、ボクは夢なしには生きられません。 人が生きるには水と空気の他に夢が必要だとホンキで信じています。
ポストライブドアのボクの夢は3つ。
1、 小僧comビジネスを成功させる。
2、 宇宙に行く。
3、 衰退する日本の農業を活性化させる。
(2) については、英国のVirgin Galactic社が来年予定している民間スペースシャトルに初の日本人アストロノートとして参加します。 すでに0G や6Gの訓練も終了しました。 (3)については、農業の企業化が目的ですが、まず第一歩として、今年群馬県みなかみ町に農家を建築し移住して自分で農業 を体験してみようと思っています。

自分の夢を実現するに当たりボクは事業計画を作ります。 会社ではどこでも誰でもやることですが、ボクは自分自身の事業計画を作ります。
1、 ゴール(目標)の設定。 Objective
2、 戦略の構築。 Strategies
3、 実行案の開発。Action plans
4、 実行。Executions
5、 評価。 Assessments
なぜなら、このプロジェクトを実行し成功させるためには、ボク自身のプロダクトとしての価値を高め、客観的に自分を観察する必要があるからです。 ボクの実力や才能はたいしたレベルではないと自己評価しています。 つまり、プロダクトとしての弱点もあります。 この弱みを認識しているからこそ 「Product Enhancement」つまり商品力強化が必要になります。 ボク自身が勉強して弱点を強化する必要もありますし、その弱点を補完してくれる仲間を募る必要もあります。 自分自身やビジネスプランを売り込むためのプロダクトプロモーションや市場での差別化を図るためのプロダクトマーケ ティングも必要です。

ヨチヨチ歩きの皆さんも、ぜひ夢を持って(途中で変わっても良いんです)、そこへ到達するための戦略を構築されてみ てはいかがですか? ソニーに入社してITの30年後を見て来ようとか、Hondaに入ってグローバルマーケティングの手法を身につけて来ようなどの考え 方です。 自分の夢を実現するためにはまず自分の商品価値を高める。 そのためには、「会社は資源」と割り切って利用することも大切です。

まず目標(夢)をもって、それを強く思うところから始めて下さい。

小僧http://www.kozocom.comも覗いてくだされば嬉しいです。

平松庚三

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